こんにちは、いとまさです^^
好きな仕事とやりがい、お金と安定、どっちを優先するべきなんだろう…
誰でも一度は、自分の仕事について、このように悩んだことがあるんじゃないでしょうか?
果たして、どちらを優先すべきなんでしょうか?
実際に自分の好きなことを優先して、安定した仕事を辞めた、僕の意見をまとめます。
・給料vsやりがい・好きなこと、どちらを優先するべきか
・やりがい・好きなことを優先すべき理由
・好きなことを優先できるように、やるべきこと
絶対、やりがいや好きなことや優先すべき
いきなり結論ですが、絶対にやりがいや好きなことを優先するべきです。
なぜなら、お金を優先して仕事を選んだ場合には、お金と引き換えに過大な代償を支払うことになります。
詳しく解説します。
「いい給料」の代償は、人生の大半
多くの人が安定やお金を優先して「給料のいい仕事」を優先し、好きでもない仕事を選びますが、この場合、自分の人生の時間をお金に換金することを選択したことになります。
時間=人生です。
1日は24時間、睡眠時間を除いた1日の時間(人生)は16時間、その約半分の8時間を私たちは仕事に費やします。
休日もありますが、出勤や残業、仕事が理由により削られるプライベートな時間を考慮すると、人生の半分近くを仕事に費やしているでしょう。
いくら給料がいいと言っても、人生の半分を売り払って受け取る金額としてはあまりにも少ないのではないでしょうか??
半分ならまだしも、週末の息抜きのためだけに、平日を何の楽しみも無く、仕事のために苦痛を我慢して生きている人もいるでしょう。
こうなってしまっては、大切な人生の5/7も代償として、支払っていることになります。
週末という、人生の2/7を比較的楽しく(実際は来週の仕事のための息抜きでしかない)生きるために、5/7を代償として支払う。
あまりにも大きな代償じゃないでしょうか?
それに比べ、やりがいや好きなことを優先した場合には、この代償は少なくて済みます。
極端な話「お金を貰えなくてもやりたい!」と思うほどの、好きなことであるなら、人生の1秒たりとも、お金の代償として払うことはないのです。
隠れたコストが掛かっている
自分の好きなことや、やりがいよりも、給料や安定を優先して仕事を選んだ場合、仕事におけるストレスを抱えることになります。
もちろん好きなことを仕事にしていても、それが仕事である以上、ストレスは抱えるでしょうが、そのストレスの大きさは全く違うでしょう。
一般的なサラリーマン、自分の好きなことを仕事としていない人達の多くは、仕事で抱えたそのストレスを発散するために、お金や時間の多くを浪費しているように感じます。
給料がいいこともあり、週末だけが人生の楽しみとばかりに、不必要なものや過度な飲酒にお金を浪費していませんか?
その結果、「いい給料を貰っているはずなのに、全く貯金がない」。
こんな状態になっていませんか?(僕は、まさにこのパターンでした。笑)
しかし、これは、好きでもない仕事を我慢してやっていることを考えると、ごく自然なことでしょう。
このように考えると、好きでもない仕事なのに、それを維持するために、多大な時間的・金銭的コストが掛かっていることが分かると思います。
これらのコストは、やりがいや好きなことを優先した場合には非常に小さく、もしくは全く掛からないこともあるでしょう。
コストも考えて、時給換算しても「いい給料」?
好きでない仕事に掛かる、金銭的コストと時間的コストを考慮した時、仕事から得られる「いい給料」とは、果たしていくらになるのでしょう。
上記の通り、好きでない仕事を続けると、ストレスによって無駄な出費が増えるでしょう。
この出費は、好きな仕事を選んでいれば、高い可能性で抑えることができた出費、金銭的コストです。
また、時間についても、考慮すべきことが多くあります。
せっかくの休日を、仕事の疲れのせいで、1日中ゴロゴロして、休息という名の下、非生産的な時間に費やす。
これは、時間的コストと言えるでしょう。
多くの人が思い当たるのではないでしょうか?
たしかに…。
これらのコストを踏まえて、給料を仕事に費やす時間で割って、仕事から得られるお金を時給換算します。
しかし、仕事に費やす時間は、単純に就業時間という、見かけの時間だけではありません。
通勤や朝礼も仕事のための時間ですし、仕事のための勉強や準備を、勤務時間外にすることもあると思います。
好きなことで、趣味・娯楽として取り組めるのであれば別ですが、これも仕事に費やす時間です。
これら全てを考慮して、時給換算で計算すると、全くもって「いい給料」とはならないでしょう。
それでも「いい給料」と思えるなら、好きなことを仕事にできれば、時間を犠牲にすることなく、お金を稼ぐことができるということを思い出してください。
仕事を時間の切り売りと諦めて、見かけの「いい給料」を優先してしまうと、大事な人生の大半を、大した額でもないお金のために失ってしまうのです。
もちろん、人生を楽しむために、お金は必要です。
ですが、そのお金を得るために多くの人生を犠牲にするのでは、本末転倒ではないでしょうか。
以上の理由から、「給料のいい安定した仕事」と「自分の好きなやりがいのある仕事」では、絶対に後者を優先すべきです。
好きなことを仕事にするために
このように「好きなことを優先して、それを仕事にするべき」と考えますが、安定した職を手放すことに対しては、多くの人は強い不安を感じると思います。
その不安を少しでも和らげるために、やるべきことを紹介します。
今の仕事を辞めて、好きなことをして暮らす時にかかるコストを考える
まず、安定した仕事を手放すことに不安を感じる、1番の要因は、お金じゃありませんか?
生きていくにはお金が必要であり、そのことを強く理解しているからこそ、今の安定した仕事を辞められない。
そのような人は多いでしょう。
でも、その必要なお金はいくらでしょうか。
ここを把握しておらず、漠然とお金が必要、で止まってる人がほとんどだと思います。
極端な話、1億円あれば、何も不安を感じることなく仕事を辞めて、好きなことをして暮らしていけると思います。
でも、そんな大金は必要ないですよね。
では、最低どれくらいのお金が必要なんでしょうか?
この額を、具体的に算出することをオススメします。
先述したとおり、好きでもない仕事を続けるには、とても大きなコストが掛かります。
しかし、その仕事を手放すわけですから、コスト=必要なお金も減ります。
それを明確に出すために、仕事を辞めて好きなことをして暮らしていると仮定して、その生活にかかるコストを計算してみましょう。
好きなことをして暮らしてるのですから、ストレス発散のための無駄な出費は必要ないでしょう。
それに、好きなことをするためであれば、その他の贅沢も我慢できるのではないでしょうか?
このように、好きなことをすることで、無駄な出費も抑えられるので、必要なお金は自分が想像していたより少なくて済みます。
好きなことを仕事にするのであれば、あまり給料が多くなくてもいいと思えますし、好きな仕事のために最初は勉強が必要であるなら、その時間で勉強に集中するための必要な貯金も、想像より少なくなるのではないでしょうか?
このコストをはっきりと出すことで、お金に対する不安はなくなります。
「生きいくために必要なお金」をまとめた記事を載せておきます。
参考になれば、幸いです。
メリット・デメリットを紙に書き出す
もちろん、お金以外にも不安を感じる要素もあるでしょう。
しかし、それは本当に自分にとって重要なことでしょうか?
もし、重大なデメリットである場合はよく考えないといけませんが、デメリットだと思っていることは、よく考えてみると、大したことでないことが殆どです。
人間は分からないことに対し、不安を感じます。
仕事を辞めて起こりうることを考えて、そのメリットとデメリットを、全て書き出してみましょう。
そこから、デメリット以上にメリットが大きいことや、デメリットに対する対策があることを認識できれば、自然と不安は無くなるでしょう。
今できることを考え、できる範囲で行動する
好きなことを優先すべきと理解しても、不安を取り除いても、職場の状況や家庭の事情から、すぐに仕事を辞める、という行動には至らないと思います。
自分自身は、いつでも辞める準備はできていると思っていても、客観的に考えてみると「今は適切な時期では無い」「必要なスキルが足りてない」ということもあるでしょう。
特に今は、新型感染症のパンデミックにより、世間の常識が日々、大きく変化していることもあり、やや慎重にならざるを得ないと感じます。
しかし、どんな状況でもやれることはあります。
必要なスキルを身につけるための勉強や、必要なお金のために貯金を始めてもいいですし、その分野の知識を広めために以前より多く本を読むこともできます。
可能であれば、副業として始めてみるのもいいでしょう。
今、自分ができることを考え、できる範囲でから行動しましょう。
まとめ
・仕事では、やりがいや好きなことを優先するべき
・好きでない仕事をすると、人生の大半を犠牲にする
・好きでない仕事には、多くの時間的・金銭的コストが掛かっている
・コストも考慮すると、決して「いい給料」には、ならない
・好きなことをして生きるために、不安を感じるデメリットを明確にして、自分のできることをやろう!
僕自身、いわゆる「給料のいい、安定した仕事」を辞めましたが、毎日が楽しく充実しています。
お金のための人生ではなく、人生のためのお金です。
目先のお金に惑わされず、自分の好きなことを優先してください^^
それでも「安定した仕事は捨てられない」という人は、ぜひこの記事を読んでください。
考えが変わるかもしれません^^