マネーの猫

超!初心者向け!!投資で利益が出る仕組みをイメージで掴む 専門用語を使わず、分かりやすく解説

投資でお金が増える仕組み
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こんにちは、いとまさです^^

最近、投資が多くの人にとって、当たり前になりつつあります。しかし、

ヤギ男

投資に興味はあるんだけど、全く知識が無いから、何をすればいいか分からない。

ヤギ子

そもそも、投資で儲ける、お金を増やすって、どういうことなの?

という、問題や疑問を抱えてる人も、まだまだ多いと思います。

このような初心者は、まず「投資とは何か?」そのイメージを掴む必要があると考えます。

ファイナンシャルプランナーであり、実際に自分も投資をしている僕が、初心者でも理解できるよう、投資のイメージをまとめました。

ぜひ最後まで読んで、投資のイメージを掴んでください!

この記事で分かること

・投資とは何か?その基本的なイメージ

・投資でお金が増える(利益が発生する)仕組み

・株の値段が上下する理由

当記事では投資について、初心者にも分かりやすいようにイメージで表現しています。

あくまでイメージで、実際とは異なる点もあります。

投資とは、お金を貸して、お礼をもらうこと

そもそも投資とは、なんでしょうか?

投資とは、お金を必要としている人に、お金を貸して、そのお礼を貰うことです。

具体的な話に置き換えて、説明します。

株の買い付けと配当金=貸したお金とお礼

いきなりですが、あなたにはギャンブル好きな友人Aがいて、こう言ってきます。

友人A

あと、1万円あったら、絶対に大当たりが引けるんだ!
頼む。1万貸してくれないか?

優しいあなたは、友人Aに1万円を貸しました。

その後、友人Aは大当たりを引きます。

そして、あなたにこう言います。

友人A

ありがとう。でも、まだ次の勝負に使いたいから、1万は借りててもいいかな?
とりあえず、お礼として1000円あげるし、また儲けたら、いくらか渡すよ。

あなたはこれに同意し、1000円を受け取り、引き続き、1万円を貸しておいてあげます。

これが、株と配当金のイメージです。

一般的な投資のイメージ

株を買うことで、会社に資金を提供し、会社の利益を配当金としてもらう。

資金の提供先が、友人ではなく企業、お礼のお金が配当金という名前に変わっただけです。

株の値上がりと売却=お礼を貰う権利譲る

あなたは引き続き、友人Aに1万円貸しているので、そのお礼として定期的に1000円を友人Aから受け取っています。

しばらく経って、調子がいいのか、友人Aはお礼として、2000円をくれるようになりました。

そのことを知った、別の友人Bが、あなたにこう言ってきます。

友人B

友人Aに1万円貸して、そのお礼を定期的に貰ってるんだよね?
君に1万円に払うから、以降のAからのお金は僕が受け取ってもいいかい?

この時点で、あなたに損は無いですが、最近は2000円も貰ってるので、あなたは少し考えます。
すると、友人Bはこう言います。

友人B

じゃあ、2万円払うよ!

あなたはこれに同意して、2万円を受け取り、以降のAからのお礼は、Bが受け取るようになりました。

これが、株の値上がりと売却です。

購入の方法や手数料など、触れていない部分もありますが、投資の基本はこのイメージです。

あなたは、株を買うことによって、資金を提供して、その相手から利益を貰うことができます。
そして、その利益を貰う権利を他人に売ることもできるのです。

投資の基本、思っていたよりも、単純ではないですか?

投資でお金が増える(利益が出る)仕組み

投資によりお金が増える(利益が出る)仕組みは、2つの要素から成り立ちます。

お礼のお金=インカムゲイン

投資で利益が出る仕組みの1つ目の要素は、貸した相手から貰うことができる、お礼のお金です。

これは専門用語で、インカムゲインと言います。

先述のイメージの話に当てはめると、友人Aから定期的に受け取った、お礼のお金がこれに当たります。

権利を売った時の儲け=キャピタルゲイン

利益が出る仕組みの2つ目の要素は、お礼を貰える権利(持ち株)を、他者に売った時の儲けです。

これは専門用語で、キャピタルゲインと言います。

イメージの中で、あなたは、1万円を貸して手に入れた、お礼を受け取る権利(=1万円で買った株)を、2万円で売ることができました。

この時に儲かった1万円が、キャピタルゲインです。

このインカムゲインとキャピタルゲインを、総合して考えて、投資した額より、多くのお金を得ることができたら、それは投資でお金が増えた(利益が出た)と言えます。

これが、投資でお金が増える仕組みです。

投資で利益が出る仕組み

お金が減る(損失が出る)こともある

投資の利益・損失は、インカムゲインとキャピタルゲインを総合して考えます。

投資した以上のお金を得ることができれば、投資でお金を増やすことができたと言えますが、逆にお金が減ることもあります。

例えば、1万円を貸した後すぐに、友人Aが逃げてしまったら(会社の倒産)、お礼は貰えるはずもなく、貸した1万円も返ってきません。

こんなパターンもあります。
しばらくは定期的にお礼をくれていた友人Aでしたが、最近様子がおかしく、お礼の額も減ってきています。

あなたは「友人Aは逃げるんじゃないのか?」と考えて、それならと、友人Bに権利を買い取ってもらおうとしますが、BもAが逃げる心配があるので、買うことに消極的です。

友人

う〜ん、3000円なら買い取るよ。

あなたはAが逃げて、損をするよりはマシと、3000円で売ります。

この時、あなたはお礼としてすでに5000円を受け取っていたとしても(インカムゲイン)、権利を売る時に実質7000円を損しています(キャピタルゲイン)。

これを総合して考えると、投資によって3000円の損失が出てしまいました。

株価が上下する理由

ここまで読んで、少し感じたかもしれませんが、投資における影響は、インカムゲインよりキャピタルゲインの方が大きいです。

1年で株価が2倍になった。また逆に、一夜のうちに株価が半分になった。
このような話を、聞いたことはないですか?

このように、株価の上下によって発生するキャピタルゲインの影響は、非常に大きいです。

そもそも、なぜ株価はそんなに上下するのでしょうか?

株価は、さまざまな理由に基づいて変動しますが、その根幹にあるのは、やはり「需要と供給」であり、それは「期待と不安」に基づいています。

みんなが、ある企業に対して、「将来もっと利益を生み、長く存在して、引き続き分配金を払ってくれる」と、期待できれば、その企業の株価は上がります。

高いお金を払っても、将来にそれ以上の利益が期待でき、みんながその株を欲しがり、需要が高まるからです。

一方、企業に対して、「倒産して、もう分配金は受け取れないんじゃないか」と、不安が高まると、株価は下がります。

多少の損をしても、今のうちに株を買い取ってもらいたいと思うからです。
その結果、供給が増え、株価は下がります。

株価の上下は、単純な企業の売り上げではなく、人間の心理が引き起こしてるのです。

まとめ

この記事のまとめ

・投資とは、お金を貸して、お礼を貰うこと

・投資でお金が増える仕組みは、インカムゲイン(配当金)とキャピタルゲイン(売却益)にある。

・株価は、期待や不安といった、人間の心理によって、大きく上下する。

初心者にも分かるように、投資の仕組みを、できるだけシンプルなイメージにしましたが、イメージを掴むことはできましたか?

あくまで、イメージですが、これが投資の基本です。

この基本のイメージをしっかり抑えた上で、より具体的で実践的な知識を身につけましょう^^

投資の勉強をするのに、オススメの本はこちら。

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