こんにちは、いとまさです^^
ある程度投資の勉強をした人が、行き着く答えの1つが、投資信託だと思います。
しかし、実際に投資信託を買おうして
投資信託には、インデックスファンドとアクティブファンドがあるみたいだけど、何がどう違うの??
という、疑問を持った人も多いのではないでしょうか?
今回はこの2つについて、それぞれの特徴と違いを解説します。
・インデックスファンドと、アクティブファンドの違い
・それぞれの運用方法と特徴
インデックスファンドとアクティブファンドの違いは、運用方法

インデックスファンドもアクティブファンドも、投資信託の商品(=ファンド)ですが、運用方法によって区別されています。
ざっくり説明すると、消極的に手堅く運用する商品が、インデックスファンド。
積極的(=アクティブ)に利益を求めて運用する商品が、アクティブファンドです。
また、インデックスファンドは、その消極的(=パッシブ)な運用から、パッシブファンドとも呼ばれています。
このように両ファンドの運用方法が違うため、この2つにはそれぞれ違った特徴が生まれます。
それぞれの、具体的な運用方法と特徴を確認していきましょう。
インデックスファンドの運用方法と特徴

インデックスファンドは、決められた指数(=インデックス)に連動するように、コンピューターによって管理、運用されます。
この指数とは、「日経平均株価」や「S&P500」などの、ある一括りの株価をまとめて、平均化したものです。
例えば、「日経平均株価」は、日本の代表的な225の企業の株価によって構成されており、これらの企業の株価の値動きは、平均化されて、この指数に現れます。
そのため、このような指数は、日本経済やアメリカ経済といった、大きな市場全体の動きを見るのに使われます。
インデックスファンドは、これらの指数に連動するように運用されるため、市場全体の動きに合わせて、値動きします。
市場の中で、利益を生んでいるものも、損を生んでいるものも、全部まとめて保有する。
その結果、大きく得はしないけど、市場の動きに合わせて、手堅く利益を得る。
これが、インデックスファンドの運用方法です。
このような運用なので、ファンド内の銘柄は、殆ど入れ替え(売買)がありません。
その指数を構成する株を全て買ってしまえば、その値動きは指数に連動するからです。
例を挙げると、「日経平均株価」の指数に連動するインデックスファンドを買うと、「日経平均株価」を構成する日本企業225社の、全ての株を持つことになります。
このインデックスファンドの値動きは、もちろん日経平均株価の指数に連動します。
そのため、売買手数料もかからず、管理費用が安いことも、インデックスファンドの特徴です。
インデックスファンドの運用方法と特徴をまとめると、以下のようになります。
・ファンドごとに決めた指数(=インデックス)に連動する。
・市場の平均が利益となる。
・コンピューターによって運用、管理される。
・運用管理費用が安い。
アクティブファンドの運用方法と特徴

インデックスファンドが、市場の指数に連動して、市場の平均を利益とするのに対して、アクティブファンドでは、市場の平均を超えて利益を得ることを目指します。
市場の中で、より利益を生む銘柄を買い入れ、損失を生む銘柄を売り、ファンドの利益を大きくしようと、積極的に運用されます。
そのため、投資信託内の商品の入れ替え(売買)が頻繁に行われます。
この作業は、ファンドマネージャーと呼ばれる人によって行われていて、アクティブファンドがどれくらい利益を生むかは、このファンドマネージャーの実力に掛かっています。
このファンドマネージャーに支払う手数料や、売買手数料がかかり、アクティブファンドの運用管理費用は高くなります。
これらをまとめると、次のようになります。
・指数に連動するわけではない。
・市場の平均を超えた利益を目指す。
・ファンドマネージャーによって運用、管理される。
・運用管理費用が高い。
まとめ
図にすると、こんな感じですね。
出典:わらしべ瓦版
この違いを理解した人の多くは
じゃあ大きな利益を狙うなら、多少手数料がかかっても、アクティブファンドを買うべきだね!
と、考えると思いますが、実はこれ、全くの逆なんです!
え・・・
二つの特徴を見ると、そう考えてしまいますし、実際、僕もそう思っていました。
しかし、これに関しては、驚くべき事実があるんです。
そして、結果だけを言うと、絶対にインデックスファンドを買うべきです。
その理由は、この記事に書いているので、ぜひ確認してください。
今回まとめた、インデックスファンドとアクティブファンドの違いは、投資をする上での基本です。
この基本を押さえた上で、より実用的な知識や情報を学び、失敗しない資産運用に取り組みましょう^^
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