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要点だけを分かりやすく!!【個人での起業方法】起業したての個人事業主が解説!

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こんにちは、いとまさです^^

2021年12月14日に「いとまさライフハックコンサルティング」を起業しました!!

2022年5月14日追記:

2022年4月に全然うまくいかずに廃業しました!!笑

今は、また別のサービスを作ってます!

思えば約1年前、自衛隊を退職すると決め、ビジネス知識0の状態から猛勉強し、いろいろなことを経験して、今に至ります。

起業しただけで、本番はこれからではありますが、とりあえず1つ、目標を達成できたかな、って感じです。

この記事を読んでるあなたも、過去の僕と同じように

ヤギ男

起業したいと思ってるんだけど、やっぱり難しいのかな?

というか、個人事業を始めるのと、起業って同じなの??

ヤギ子

自分でビジネスを始めたいんだけど、何をすればいいの?

と、考えているのではないでしょうか?

そんなあなたのために、個人での起業の方法と、起業するまでの流れを、実際に起業した僕の経験に基づいて、まとめました。

結論から先に言うと、

誰でも簡単に起業することができます!!

これから、このことについて要点だけを押さえて、分かりやすく解説していきます。

ぜひ、最後まで読んで、起業に対する不安を消し、自信を持ってビジネスを始めてください!

この記事で分かること

・起業の種類

・個人事業主のメリット/デメリット

・個人事業の起業に必要なもの

・起業のためにやっておくべきこと

・起業までの具体的な流れ(いとまさの場合)

起業には法人設立と、個人事業を始める2つのパターンがある

まず、起業に関して知っておくべきことは、起業は大きく以下の2つのパターンに分けられます。

・法人を設立する

・個人事業を始める(=個人事業主となる)

※個人事業主とは、法人を設立せずに事業を営んでいる人です。
 そのため個人事業を始めた時点で、個人事業主となります。

この法人設立と、個人事業の違いはいろいろありますが、それぞれのメリット/デメリットを簡潔にまとめると、以下のようになります。

法人設立

メリット

  • 利益が大きい時に、節税できる方法が多くある。
  • 社会的信用が得られる。

デメリット

  • 法人の設立にお金と時間がかかる。(登記など)
  • 利益がなくても、税金を払う必要がある。(維持費がかかる)
  • 会計や保険など、運営に必要な事務作業が複雑。
個人事業

メリット

  • 簡単な手続きで始められ、お金は必要ない。
  • 利益に応じた税金を払う。
  • 法人のような複雑な事務作業はない。

デメリット

  • 利益が大きくなると、節税が難しくなる。
  • 社会的信用が無い。

上記のメリット/デメリットを、より簡潔にすると、

法人は、お金はかかるけど、信用が得られる。

個人事業は、信用は無いけど、お金はかからない。

と、表すことができます。

個人で起業するなら、個人事業主になるべき!

上記のとおり、法人を設立して起業するのと、個人事業を始めて個人事業主になるのには、それぞれメリット/デメリットがありますが、僕の意見としては、

個人で起業するのなら、最初は絶対に、個人事業主になるべき!

です。

なぜなら、これから初めてビジネスをしていく上で、最初から全部がうまくいくことなんて、ほとんどないからです。

失敗して学んで、また失敗して学んで、これを繰り返して、成功していくと思います。

では、その上で何が大切かというと、「大きく勝つビジネス」ではなく、やり直しのきく「負けないのビジネス」をすることだと、僕は思います。

借金を背負ったり、資金が尽きない限り、ビジネスで負けることはなく、何度でもやり直すことができます。

このように考えると、法人を設立することは、借入や融資を使って、大きく稼げるチャンスを与えてくれますが、同時に失敗した時に再起不能になりやすくもあります。

合わせて、法人税などの、利益がなくても発生する維持費もあるので、資金が尽きるのも早いです。

しかし個人事業であれば、利益に応じてしか税金は課されず、また事業の維持費も自分でコントロールし、安く抑えることができます。

そのため、個人事業の方が、借金をすることもなく、資金も尽きにくい、とても守りの硬い「負けないビジネス」には合ってます。

大きくイチかバチかで「大きく勝つビジネス」はなく、失敗しながら小さい成功を積み重ねていく「負けないのビジネス」で始めるのであれば、個人事業一択です。

いとまさ

そもそも、借入とか融資が必要な大きなビジネスじゃない限り、法人であるメリットって、ほとんど無いよね。

最初は上手くいかない可能性が大きいことを考えると、やっぱり最初からそんなビジネスをやるべきではないと思うけど・・

これが、僕の意見です。

これを踏まえて、最初から法人を設立した方がいい人は、次のような人だけだと思います。

  1. 自分の提供するサービスのために、どうしても社会的信用が必要。
  2. どうしても借入や融資が必要な事業をやりたくて、社会的信用が必要。
  3. 事業開始早々、大きな利益が予想される。

僕の友人は、法人を設立して起業しました。

理由を聞いてみると、企業を相手としたWebサービスの提供業務で、どうしても社会的信用が必要だったそうです。

法人という信用のおかげで、問題なく仕事の受注はできるものの、会計や保険などの事務作業はとても大変で、お金も結構かかるそうです。

このような理由から、僕は個人事業で起業することを強くオススメしており、僕自身、個人事業主として起業しました。

そして、この個人事業は簡単な手続きで、すぐにでも起業することができます。

個人で起業する方法は、開業届を提出するだけ

スーザン

個人事業主として起業するために必要なことはたった1つで、

開業届を提出するだけ

です。(正式には「個人事業の開業・廃業等届書」です。)

法人設立の場合は、書類の登記(=手続きを踏み、正式に登録すること)や、資本金などのお金が必要となりますが、個人事業の場合は必要ありません。

自分の住んでいる地域を管轄する税務署に開業届を出すだけで、その他は何も要りませんし、お金もかかりません。

税務署に置いてある開業届の用紙に、必要事項(特別な事項は無い)を記入して提出するだけで、すぐに起業することができます。

開業届、正式には「個人事業の開業・廃業等届書」

※開業届の用紙は、国税庁のHPから、PDFでダウンロードもできます。

開業届は、事業開始後1ヶ月以内に提出すればいいので、厳密には、開業届を出す前に起業することも可能です。

確定申告で青色申告を考えている人は、開業届を提出する時に、合わせて、青色申告承認申請書を出すのがいいと思います。

青色申告については、少し進んだ話になるのでここでは割愛しますが、下の記事が参考になります。

このように、個人で起業するために必要なのは、開業届の提出だけです。

ただ、起業することそのものが目的ではなく、しっかり事業を運営して、利益を出すことが目的ですよね?

では、しっかり運営して利益を出していくために、開業までにやっておくべきことを書いていきます。

開業までに、最低限の税金/簿記の知識を身につけて、事業に必要なものを揃えよう

開業までにやっておくべきことは、

・最低限の税金/簿記の知識を身につける

・自分の事業に必要となるものを揃える

大きく分けて、この2つです。

順に、確認していきます。

最低限の税金/簿記の知識を身につける

会社を辞めて、個人事業主として個人事業を始めると、今まで会社がやってくれていた、社会保険や年金の手続きは、全て自分でやることになります。

また、事業の売上や仕入れを帳簿につけて、毎年の確定申告で利益を報告して、それに応じた税金を納める義務もあります。

このように、会社員と違って個人事業主は、多くのことを自分の責任のもと、自分一人でやっていかなければなりません。

いとまさ

最近よく聞くフリーランスも、この個人事業主だね!

会社員のまま、副業として起業するのであれば、社会保険や年金における手続きはありませんが、それでも個人事業の利益を報告するため、帳簿付け、確定申告は必須です。

個人事業を運営していくためには、売上を上げる方法だけでなく、税金や年金、社会保険、簿記といった、商売を繁盛させる以前の、基本の知識が必要となります。

開業後、これらのことで困らないように、起業までに税金や年金、社会保険、簿記について勉強して、最低限の知識を身につけることをオススメします。

特に、税金/簿記の知識は必須です。

自分の事業に必要なものを揃える

どのような事業を始めるにしても、当たり前ですが、売るものが無いと、ビジネスとして成立しません。

自分の事業において、何を売り物とするのか?どんなサービスを提供するのか?

起業するまでに、お金と引き換えにお客さんに提供する、商品を考えなければいけません。

そして、商品を考えたら、それをお客さんに提供するための手段や、提供するために必要なものを考えて、それらを揃えていきます。

実際に自分がビジネスを始めたと仮定して、

・商品は何か?

・商品の提供方法/アフターサービスは、どうするか?

・お客さんが事業を知って、利用するまでの流れはどんなものか?

・この一連の流れ(ビジネスとしてのルーティン)を維持するために、何が必要か?

と、小さいところから逆順で想像を膨らませていくと、必要なものが見えてくると思います。

  • 何を、どんなサービスを売るのか?
  • 店舗で売るのか?ネット(HP)で売るのか?
  • 支払いは現金か?銀行振り込みか?カード決済か?
  • お金はどのように管理するのか?会計ソフトは導入するか?
  • どのようにお客さんと連絡をとるのか?電話か?メールか?SNSか?
  • そもそも、どのように事業を知ってもらうのか?広告か?チラシか?口コミか?

起業するまでにそれらを揃えて、準備万端で事業を始められるようにしましょう。

必要なものを揃える時に、これらによって、自分の事業がどれほどの維持費を必要とするかも、把握しておきましょう。

そして、この維持費を少なく抑えることができれば、ビジネスで負ける可能性も低くなります。


以上が、起業までにやっておくべきことであり、僕自身が起業までにやっていてよかったことでもあります。

最後に、具体例として、僕が起業するまでにやったことを、時系列に沿って紹介します。

起業までの流れ:具体例(いとまさの場合)

僕が、起業を決意して、仕事(自衛隊)を退職したのは、2021年6月ですが、その準備は退職の半年前、つまり2021年1月から始めていました。

1番最初にやったのは、個人事業主として生きていくために必要な、税金や社会保険などの勉強です。

その後すぐに、お金や人生全般に対する相談業務がしたいと思い、ファイナンシャルプランナーの資格の勉強も始めました。

2021年1月〜6月末

・個人事業主としての勉強(税金/社会保険など)

・資格の勉強(ファイナンシャルプランナー)

約半年で、個人事業主としての基本的な知識は、十分身につきましたが、簿記の存在を忘れていて、7月から勉強を始めました。

ファイナンシャルプランナー資格の勉強は、まだ続きます。

また、相談業務=心理カウンセラーという安直な考えから、7月から心理カウンセラーの勉強も始めました。

合わせて、「将来的にはブログで集客しよう!」とブログを始めたのも、この時期です。

2021年7月〜9月末

・個人事業主としての勉強(簿記)

・資格の勉強(ファイナンシャルプランナー、心理カウンセラー)

・ブログ開始

9月末には、個人事業を運営する上での必要な知識も十分身について、資格も無事取ることができました。

10月から本格的に、自分の事業のサービスと、それに必要なものを考えていきました。

2021年10月〜10月末

・商品開発

・必要なものをピックアップ

11月からは、HPや決済システムなど、事業に必要なものを揃えるために時間を費やしました。

ここに思ったより時間がかかり、特にHPを作るのは結構しんどかったです。笑

2021年11月〜12月13日

・事業に必要なもの揃える

(HPや決済システム、予約システム、公式LINE、チラシ、会計ソフト、ビジネス用メールアカウント、など)

そして、12月14日に開業届を提出して、起業しました。

2021年12月14日

「いとまさライフハックコンサルティング」起業!!


実際に僕が起業するまでの流れも、先に紹介したとおり

・個人事業主として必要な知識を身につける

・商品を決めて、自分の事業に必要となるものを揃える

といったものです。

僕は臆病なので念入りに勉強し、また、事業に必要だった資格取得のために、多くの時間を費やしました。

しかし、必要最低限の勉強で、資格の取得なども必要ないのであれば、起業するまでの上記の準備は、3ヶ月〜半年もあれば十分だと思います。

いとまさ

期間に差があるのは、人によって1日に使える時間の長さが違うからだよ!

まとめ

この記事のまとめ

・起業には大きく分けて、法人を設立する方法と、個人事業主になる方法がある。

・個人で起業するなら、個人事業主から始めるべき。

・個人事業主のメリット

  1. 簡単な手続きで始められ、お金は必要ない。
  2. 利益に応じた税金を払う。
  3. 法人のような複雑な複雑な事務作業はない。

・個人事業主のメリット

  1. 利益が大きくなると、節税が難しくなる。
  2. 社会的信用が無い。

・個人事業での起業は、開業届を出すだけ。

・開業までやるべきことは、最低限の税金/簿記の知識を身につけて、事業に必要なもの準備

記事の冒頭で書いたとおり、起業自体は誰でも簡単にすることができます。

でも、そのビジネスをしっかり運営していくためには、やっぱり事前の勉強と準備が必要です。

とは言っても、勉強も準備もそんなに難しいことではなく、全く知らなかったことを知ることで、自分の視野も広がるし、楽しいですよ。

新しい世界へ一歩ずつ踏み出すことを楽しみながら、しっかりと準備を整え、理想のビジネスを起業してください。

あなたのビジネスが上手くいくことを祈ってます^^


ビジネスは簡単ではなく、やっても絶対上手くいくという保証はありません。でも同時に、やらなければ絶対上手くいきません。

不安に負けそうになったら、やる気の出る画像をみてください^^

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