こんばんは、いとまさです。
今はAIの発展も凄くて、”将来はAIに仕事が取られる!!”なんてことも言われてるけど、個人的に
「AIもまだまだやね」
と思った話をするね。
今までの「ざれごと」は、コチラ>>
斉藤英造さんの翻訳機
俺は自衛隊の時に、2021年の6月から4ヶ月間くらいアフリカにいたんだけど、これはアフリカに行く前の日本での話。
当時は、コロナの影響で、アフリカに向けて日本を出発する前に、指定された場所で2週間の隔離が必要だったんだよね。
それで、俺を含めたアフリカに行くメンバー全員が、自衛隊の基地内の建物で隔離生活を送ってたんだけど
そのメンバーの中に、斉藤英造(さいとう えいぞう)さんっていう、めちゃくちゃいい人がいたんだよね。
年は俺の20歳ぐらい上で、優しいお父さん的な。
本当に温厚で、誰にでも優しくて、
「この人、怒ったことあんのかな?」
って思うくらいの人だった。
で、その英造さんがある時、変な機械を持ってきて、
「伊藤君、何か話してみて〜」
って、その機械を俺に向けてきたんだよね。
俺は、
「え、それなんですか?」
って言って、それに向かって話すことはしなかったんだけど、それは翻訳機だったらしい。
「アフリカ行きが決まって買ったんだ〜。あっちの人と交流したくてさ。」
って、英造さんが嬉しそうに教えてくれた。
どうやらその翻訳機は、
1:入力する言語(吹き込む/話す)と
2:出力する言語(機械に表示、音声として流れる)
を設定すれば、AIが自動で翻訳してくれるものらしい。
翻訳機は俺も初めて見たし、英造さんもウキウキしながら話してくれたので、せっかくならということで、その場で翻訳機を試してみることにした。
翻訳機(AI)の実力は?
初めての翻訳機の使用だったから、俺も英造さんもワクワクしながら、入力する言語(吹き込む/話す)と出力する言語(機械に表示、音声として流れる)を設定した。
1:入力言語→日本語
2:出力言語→英語
(今考えると、俺らが行ったアフリカのジブチ共和国の公用語はフランス語とソマリ語で、英語じゃないんだけどね。笑)
設定が終わって、俺が翻訳機を英造さんに向けると、英造さんは、
「じゃあいくね。」
と小さく言った後に、
ゆっくりと、
そして、ハッキリ、
「私は、斉藤英造(さいとう えいぞう)です。」
と言った。
すると、翻訳機の画面には、こう表示された。
「I am Saito video」
英造さん、ビデオになっちゃった。
確かに”えいぞう”は、”video”だね。
英造と映像、音は全く同じだから違いは分からんよね。
でも、そもそもビデオはしゃべらんやろ。
とかツッコミはあったけど、とにかくこれにはめっちゃ笑わされた。
結局アフリカでは外出の機会も無くて、この翻訳機を使うことはなかったけど、使ってたら面白いことになってたのかもな〜と、ちょっと思う今日この頃。
このことがあって、
「確かに凄いけど、AIもまだまだやね。」
と思ったって話。
以上、終わり!おやすみ〜
P.S. 翻訳機に頼らなくてもいいように英語を勉強するなら、俺の記事を参考にしてね☆