自衛隊

【自衛隊からの転職は難しい・・くない!!】転職のためのポイントとオススメの方法〜体験談を添えて〜

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こんにちは、いとまさです^^

2021年6月に自衛隊を退職して、今は元気に無職をやってます。

結果として、無職になることを選択しましたが、辞める前は転職をすることも考えており、

”自衛隊からの転職”

について、かなり調べたものです。

今この記事を読んでくれているあなたも、多少なりとも自衛隊からの転職を考えており、

ヤギ男

「自衛隊からの転職は難しい」って聞いたけど、本当?

ヤギ子

自衛隊からでも転職できる仕事って、ちゃんとあるの??

など、

”自衛隊からまともな仕事に転職できるかどうか”

が心配なのではないでしょうか?

結論から言うと、

自衛隊からの転職は難しくないし、ちゃんとまともな企業に転職できます。

現に僕の同期や先輩・後輩は自衛隊から優良企業に転職して、今の仕事に満足している人ばかりです。

この記事では、そんな友人たちに話を聞いて、自衛隊からの転職が難しいと言われる理由や、転職を成功させるためのポイントをまとめました。

これを読むことで、

「自衛隊からの転職は難しくなく、ちゃんとまともな企業に転職できる!」

と感じると思います。

また、実際に転職に成功した同期・後輩の体験談と合わせて、転職活動にオススメの方法も書いています。

ぜひ最後まで読んで、自衛隊からの転職における不安を解消し、転職を成功させるためのポイントと方法を知ってください^^

この記事で分かること

・自衛隊からの転職が難しいと言われる理由

・自衛隊から転職する時に押さえるべきポイント

・転職活動にオススメの方法

・実際に民間企業に転職した自衛官の体験談

自衛隊からの転職が難しいと言われる理由

自衛隊からの転職が難しいと言われる理由

「自衛隊からの転職が難しい」と言われる理由は、大きく以下の2つです。

順に解説していきます。

理由① 民間で即戦力となるスキル・資格を持っていない

自衛隊での業務は、民間企業の業務とは大きく異なり、特殊なものがほとんどです。

そのため、自衛隊の業務に必要なスキルや資格を持っていても、そのスキル・資格が民間企業で役に立つことは多くないです。

これは言い方を変えると、”自衛官は民間で即戦力となるスキル・資格を持っていない” となります。

厳密には、英語・情報といった専門職種や、衛生・管制などの国家資格が必要な職種で働いている場合は、そのスキルや資格は民間でも即戦力となります。

しかし、その他多くの自衛官のスキル・資格は、自衛隊の中でしか活用できないもので、民間で即戦力となるものではありません。

このように、”自衛官は民間で即戦力となるスキル・資格を持っていない”ことが、「自衛隊からの転職は難しい」と言われる理由の1つです。

理由② ビジネス経験がない

「自衛隊からの転職は難しい」と言われる理由の2つ目が、”ビジネス経験がないこと” です。

自衛隊は公務員であり、その文化や常識は、利益追求が第一目的の民間企業とは全く違います。

自衛官は利益を追求する必要のない公務員の世界で生きているため、利益追求を第一目的とした、本当の意味でのビジネス経験はありません。

そのため、”自衛官には、ビジネスに必要な常識や知識が欠如している” とも捉えられます。

この ”ビジネスの経験、また、それに付随するビジネスの世界の知識がない” ことが、 「自衛隊からの転職は難しい」と言われる理由の2つ目です。


以上の2点が「自衛隊からの転職は難しい」と言われる理由であり、自衛官の弱みでもあります。

ただ、転職のためのポイントを押さえれば、自衛隊からの転職は決して難しいものではありません。

ポイントを押さえれば、自衛隊からの転職は難しくない

ポイントを押さえれば、自衛隊からの転職は難しくない

転職において

”民間で即戦力となるスキル・資格を持っていない”

”ビジネス経験がない”

という、大きな2つの弱みがある自衛官。

しかし、以下の4つのポイントを押さえれば、自衛隊からの転職は難しくなく、ちゃんと優良企業にも転職することができます。

順に説明していきます。

ポイント① 早いうち(20代)に転職する

まず、”早いうちに転職すること” が1つ目のポイントです。

これは自衛隊だけでなく、どの業界でも同じですが、早いうちに転職することで転職の成功率は大きく上がります。

具体的には、20代の間です。

その理由は、20代の転職であれば、企業も特別なスキルや経験より、ポテンシャル(=将来性)を重視・評価するからです。

若いほど、新しい知識や情報に対する吸収力もあり、また環境の変化に対する対応力も高いです。

そのため、”若い” ということは、未来の可能性・伸びしろがあるということであり、この”ポテンシャル(=将来性)”が強みになります。

このポテンシャルを高く評価してもらえれば、未経験の職種であっても転職できる可能性は十分にあります。

”若さ”=”武器” です。

この武器を使えるうちに転職をするということが、ポイントの1つ目です。

ポイント② 自衛官の強み(特にポテンシャル)をアピールする

ポイントの2つ目が、”自衛官の強み(特にポテンシャル)をアピールすること” です。

自衛官には、”即戦力となるスキルや資格、ビジネスの経験がない” という弱みがある一方、以下のような強みもあります。

  • 厳しい縦社会で身についた、規律や礼儀正しさ
  • 社会人としてのマナー
  • 集団生活に必須な、協調性
  • 訓練により培った、体力・根性
  • 上記を備えた20代自衛官であれば、そのポテンシャル(期待)

このように、厳しい組織の中で生活することで身についた体力や根性、礼儀、協調性が自衛官の強みであり、そこを高く評価してくれる企業もあります。

特にこれらを身につけている20代は少ないため、これらの強みを備えた20代の若い自衛官のポテンシャルに対する評価は高く、大きな強みになります。

これらの強み(特にポテンシャル)をしっかりとアピールすることが、転職は成功させるためのポイントの2つ目です。

ポイント③ 条件をこだわりすぎない

3つ目のポイントは、”条件をこだわりすぎない” ということです。

自衛官には上記した強みがあり、特に20代であれば、そのポテンシャルを高く評価されます。

しかし、即戦力となるスキルや資格、ビジネスの経験がないという事実は変わりません。

そのため、当たり前ではありますが、”未来の伸びしろもあり、かつ、即戦力となる人材” を求めている企業への転職は難しいです。

このような企業に転職するためには、ポテンシャルだけでなく、即戦力となるためのスキルや資格が必要となります。

しかし、”今は即戦力とはならなくても、未来の伸びしろのある人材” を求めている企業への転職は、若い自衛官にとっては簡単です。

ただこれは、”最初のうちは会社の利益に貢献できない” ということでもあります。

そのため、この会社への低い貢献度に対応するように、会社からの待遇も、最初から全てが希望どおりであることはないでしょう。

しかし、最初は会社に貢献できないことを考えると、全ての条件・待遇が自分の希望どおりであることのほうが異常です。

給料や仕事内容、勤務形態など、何らかの条件において、自分の理想とは異なる条件になると思います。

いとまさ

だからと言って、「とにかく理想を低くしろ!」というわけではないけどね。

このように考えると、理想や希望の条件は持ちながらも、ある程度の条件の妥協は必要だと思います。

自分の中で優先順位を明確にして、絶対に譲れない条件は持つことは大事ですが、その他の条件にまでこだわりすぎると、転職できる企業がなくなってしまいます。

そのため、この ”条件をこだわりすぎないこと” も上手に転職を成功させるためのポイントの1つです。

ポイント④ 多くの企業の中から決める

自衛隊からの転職を成功させるための最後のポイントは、”多くの企業の中から決める” ことです。

若いうちに転職活動を行い、自衛官の強みアピールし、それほど条件にこだわらなければ、自衛隊からの転職は難しくないです。

未経験の職種でも、特別なスキルや資格を持っていなくても、転職することができる優良企業は企業は多くあります。

正直、転職先はすぐに見つかると思います。

とは言っても、母数(=チャンス)は多いに越したことはありません。

より良い企業を転職先として選ぶためには、多くの企業を比較・判断することが重要です。

いとまさ

最良の1つを選ぶにしても、10の中から選ぶのか、100の中から選ぶのか、この2つの結果は変わると思います。

実際に転職活動を始めると、仕事が確定しない不安や転職活動の疲れから、早めに内定をくれた企業で決めたくなるかもしれません。

けれど、多くの企業から内定を貰い、それらを比較して、よく考えた上で決断を下すことが、後悔のしない転職の成功に繋がります。

そのため、自衛隊からの転職を成功させるためのポイントとして、”多くの企業の中から決める” ということが大事です。


以上の4つのポイントを押さえれば、自衛隊からの転職は難しくありません。

これらのポイントも含めて、転職エージェント・サイトを使って上手に転職する方法をまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてください。

転職活動には、転職エージェント/転職サイトの利用がオススメ

出典:doda

ここまで、「自衛隊からの転職が難しいと言われる理由」と「自衛隊からの転職で抑えるべきポイント」を書いてきました。

これらを踏まえ、転職活動には転職エージェン/転職サイトの利用がオススメです。

転職エージェント/転職サイトを利用することで、登録している多くの企業の中から、自衛官の強みを高く評価してくれる企業と出会うことができます。

また、転職の際の条件を細かく設定することもできるので、より自分の希望に合った企業に出会い、転職できる可能性が高いです。

合わせて、企業からスカウトを受けることができるスカウト機能を利用することで、転職活動の幅も広がります。

この他にも多くのメリットがあり、まとめると以下のようになります。

転職エージェント/転職サイトのメリット
  • 無料で利用できる
  • 非公開求人に応募できる
  • 多くの企業から選べる
  • 登録している企業の多くが優良企業
  • 転職しなかった場合にも得られるものがある
  • 転職活動のサポートが手厚い
  • 現実的な求人選択の助けになる
  • 有益な情報が手に入る

・・など

このように、本当に多くのメリットがあります。

いとまさ

個人的に、”転職しなかった場合にも得られるものがある”というメリットを強く推したい!

参考:今すぐ自衛隊を辞めなくても、転職サイト・エージェントには登録してた方がいいよ。

一方で、転職エージェント/転職サイトを使うデメリットも存在します。

転職エージェント/転職サイトのデメリット
  • 連絡が多い
  • 転職したい企業が決まっているなら不利
  • 紹介料の良い企業を勧めてくる可能性がある

このように、メリット・デメリットがありますが、圧倒的にメリットの方が大きいため、転職エージェント/転職サイトを活用することは強くオススメします。

このメリット・デメリットの詳細は、【転職エージェント/転職サイトを活用しよう】の記事でまとめてるので、参考にしてください^^

実際に自衛隊から民間企業に転職した自衛官のハナシ

実際に自衛隊から民間企業に転職した自衛官の体験談

ここから、実際に自衛隊から民間企業に転職した、僕の同期と後輩の話を紹介します。

未経験でIT企業に転職した後輩の体験談

まずは、未経験でIT企業に転職した後輩の体験談から紹介します。

この後輩は2021年6月に、

「これから金持ちになるなら、ITしかない」

「自分が頑張った分だけ評価される仕事がいい」

という考えから自衛隊を辞めると決め、東京のIT企業に転職しました。

転職活動は、退職する3ヶ月前から転職エージェントを利用して取り組んでいました。

転職の際の条件を、

”地域(東京)” ”職種(IT関係)” ”未経験可”

としていましたが、条件に合う企業は多く、転職活動における苦労は特に無かったそうです。

転職活動を始めて1ヶ月程度で目星をつけていた企業から内定を貰い、東京のIT企業であること以外、特にこだわりもなかったため、そこ転職をすることを決めました。

(その後、面接を受けていた複数社からも内定を貰う。)

いとまさ

転職難しかった??


R.T.

全然難しくなかったですね。

書類選考で落ちることもありましたが、面接まで行ったらほとんど落ちないですよ。

真面目で礼儀正しくて根性あるし、若い自衛官なら大抵どこでも受かるんじゃないですかね?

後輩がこのIT企業に転職して、1年が経ちます。

”ノルマがあり、たまに休日出勤も必要” という点がたまにキツく感じることもあるものの、全体的には自分の理想の職場で満足しているようです。

防犯システムの管理会社に転職した同期の体験談

次に、防犯システムの管理会社に転勤した、歳上の同期(2022年7月時点で29歳)の体験談を紹介します。

彼は3年前の2019年に「将来資格を取って、設備の施工管理をしたい」と考え、転職エージェント/転職サイトを使って、転職活動を始めました。

譲れない条件としては、

”職種(設備管理)”と”勤務形態(土日祝休み)”

を挙げていたようです。

彼も1〜2ヶ月でいくつかの企業から内定を貰い、この内定を貰った時点で、上司に自衛隊を退職する意図を伝え、退職手続きに入っていきました。

内定を貰った企業のうち、その中で ”最もホワイトな企業” を最終的な転職先として決めたそうです。

いとまさ

転職難しかった??

K.M.

いや、全然。あ、何社かは落ちてるけどね。笑

転職エージェントの人も言ってたけど、スキルとか資格が必要な専門職にこだわらない限り、20代で転職に苦労することはないらしいよ。

特に自衛官はポテンシャル高いらしいし。

今はこの会社に勤めて4年目になりますが、”給料が自衛隊と比べて低い” という点を除けば、土日祝休みの8〜17時の勤務で、非常に満足しているようです。


以上が実際に自衛隊から民間企業に転職した同期・後輩の体験談です。

この2人以外にも多くの友人に話を聞きましたが、彼らの意見をちょ〜簡単にまとめると、

・自衛隊からの転職は別に難しくない

・転職エージェント/転職サイトは本当にオススメ

と、大きくはこの2つです。

実際に友人が使ってたオススメの転職エージェント/転職サイトは、こちらにまとめてるので、よかったら確認してください。

あと、転職エージェントと転職サイトを使う際のコツなども教えてくれたので、これもまた別の記事でまとめます。

2022年9月29日追記:

転職エージェント&転職サイトを上手に使うためのポイントとコツ、まとめました!

ちょ〜長いです。笑

まとめ

この記事のまとめ

・自衛隊からの転職が難しいと言われる理由

  1. 民間で即戦力となるスキル・資格を持っていない
  2. ビジネス経験がない

・自衛隊から転職する時に押さえるべきポイント

  1. 早いうちに(20代)に転職する
  2. 自衛官の強み(特にポテンシャル)をアピールする
  3. 条件をこだわりすぎない
  4. 多くの企業の中から決める

・転職活動には、転職エージェント/転職サイトがオススメ

・実際に自衛隊から転職した人の意見

  • 自衛隊からの転職は別に難しくない
  • 転職エージェント/転職サイトは本当にオススメ

「自衛隊からの転職は難しい」と言われますが、実はそんなことありません。

実際に、自分の友人を含む多くの自衛官が転職し、新しい仕事に満足しています。

いとまさ

逆に「転職して後悔した」って話を聞かない。

なので、そんなに心配せずに、今日まとめたポイントを押さえつつ、転職エージェント/転職サイトを活用して、転職活動に臨んでください^^


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転職サイトはリクナビNEXTを使っておけば間違いないです^^

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